ウォーターサーバーの特徴



近年、ウォーターサーバーはいたるところで見かけるようになり、決して珍しいものではなくなりました。
オフィスはもちろん、病院や薬局、美容院やエステサロン、スポーツジム等に当たり前のように設置されています。

ウォーターサーバーにも様々な種類があり、ご自分で選ぶ時にはどれにしたらよいのか、悩んで住まう方も多いのではないでしょうか。
こちらでは、ウォーターサーバーを選ぶ際に知っておいた方がよいと思われる特徴と、選ぶポイントをお伝えいたします。

お水のタイプ

ウォーターサーバーのお水は、大きく2種類に分けられます。

RO水

RO水は、水道水や海洋深層水、河川の上流の水を水源としています。
その水を加熱殺菌し、RO膜(逆浸透膜)でろ過して処理しています。
RO水には、処理した水にミネラルを添加したものと、そのままの純水に近いものの2種類があります。

  • ミネラルを添加したRO水 … 軟水に調整され、天然水に近く飲みやすい。
  • ろ過しただけのRO水 … 雑味がなくすっきりしている。

RO膜は放射能さえも除去すると言われており、RO水は安全性が高い水とされています。
そのため、赤ちゃんのミルクを作るのにも最適です。

天然水

天然水は、地下水や川などが水源で、それを殺菌処理します。
殺菌方法には、加熱殺菌と非加熱殺菌の2種類があります。

  • 加熱処理 … 85℃で3分以上加熱処理。安全性がより高い。
  • 非加熱処理 … オゾン殺菌や紫外線殺菌で処理。ミネラル分がより多い。

天然水の採水の場所は、それぞれのメーカーによって様々ですが、有名なところでは富士山の周辺から採れるバナジウム天然水があります。
地層を何百年もかけて通り、鉱物から溶け出した天然のミネラルを含んでいる水で、RO水と比べてまろやかな味わいの水になります。

美味しい水が飲みたいというニーズに合わせ、バナジウム天然水だけでなく、日本各地の様々なミネラルを含む天然水を、各メーカーが提供しています。

配送方式・ボトルタイプ

水が入ったボトルとその配送方式も抑えておきたいポイントになります。

ワンウェイ方式・使い捨てボトル

ワンウェイ方式というのは、使用済みのボトルを回収しない配送方式です。
使い捨てのボトルを使用し、水がなくなったらリサイクルごみで捨てる事になります。

ボトルに雑菌が入り込まないような設計になっており、使っていくうちにボトルがつぶれて空気が入るのを防ぎます。
いつでも新鮮な水を飲む事が出来る上、大手宅配業者によって配達される事が多く、留守がちな方でも再配達が簡単です。

リターナブル方式・ガロンボトル

ボトル回収が必要な配送方式が、リターナブル方式です。
多くの場合、ポリカーボネートという素材で出来たガロンボトルが使われています。
回収されたボトルは洗浄殺菌され、新しい水を入れて配達されます。
ゴミが出ないので、環境に優しいと言えます。

リターナブル方式では配達するのがウォーターサーバーの会社のスタッフなので、何かあれば相談する事が出来ます。
また、空になったボトルを指定された場所に置いておくと、新しいボトルと交換してもらえるサービスもあります。

ワンウェイ方式・リターナブル方式の宅配範囲

ウォーターサーバーの水は、月に1回希望した日時に届けられます。
各社、宅配の地域が決まっているので、お住いの場所が該当しているかどうか事前の確認が必要になります。

ワンウェイ方式の場合、宅配業者を利用するため基本的に日本全国配送可能になっています。
ただし、北海道や沖縄、また離島などは制限があるケースが多いので、こちらも事前に確認しておきましょう。

一方のリターナブル方式は、各ウォーターサーバー会社からの配送となるため、日本全国対応のところは少なくなります。
必ずお住いの地域が配送可能かどうかの確認をして下さい。

費用

ウォーターサーバーの費用は、各会社やプランによって異なって来ます。

初期費用

無料のケースが多くなります。

月額費用

  • レンタルサーバー代
  • ボトル代
  • 配送料
  • 電気代

レンタルサーバー代とボトル代はどちらかの場合と、両方掛かる場合があります。
ボトルは8リットルまたは12リットル入っているものが多く、たいてい1か月2本~というケースが多くなります。

月額費用の目安は、次の通りです。

  • 2人家族 … 4,000円程度
  • 3人家族 … 6,000円程度
  • 4人家族 … 8,000円程度

またこの他にも電気代が必要です。
エコモードが付いていれば、月300円~700円程度、付いていなければ1,000円程度掛かると考えておいてください。

その他費用

  • メンテナンス代
  • 解約金

ウォーターサーバーは使っていると、水が出るコックやボトル口などが汚れてきます。
また電化製品なので、動作確認も必要になります。

そのため、各社とも1~2年の周期でメンテナンスを行っています。
メンテナンスに掛かる費用は無料の会社もありますが、有料の場合は年5,000円程度です。

無料レンタルのサーバーでは、6か月~3年程度の契約期間を設けているケースが多く、その間に解約すると5,000円~15,000円程度の解約金を請求される事もあります。
解約に関しては、契約前にしっかり確認しておく必要があります。

ウォーターサーバーの特徴

一般的なウォーターサーバーについてご説明いたします。

卓上タイプ・床置きタイプ

  • 卓上タイプ … テーブルや台の上に設置。
  • 床置きタイプ … 床に設置。

卓上タイプは高さが低く小さいので、キッチンの台やベッドルームなど置く場所が選べます。
一方の床置きタイプは、台がなくてもそのまま置いて使う事が出来ます。

冷水・温水機能

ウォーターサーバーの水は、冷水機能によって常に冷たい水を飲む事が出来ます。
また温水機能は常に80℃~90℃程度のお湯に保たれ、コーヒーやお茶などをすぐに入れる事が出来ます。
さらには、赤ちゃんのミルク用に60℃程の一段階ぬるい温度に設定できる機能がついているウォーターサーバーもあります。

節電機能・クリーン機能

電気代を節約できる節電機能や、清潔に保つためのクリーン機能がついたウォーターサーバーもあります。
それぞれの性能はウォーターサーバーの会社によって異なります。

ウォーターサーバーの各名称

表面(ボトルカバー)

専用のボトルをセットしたらボトルカバーをかぶせる事で、ほこりなどが入るのを防止します。
リターナブル方式には、カバーがない事もあります。

  • 電源ランプ … 電源が入っているか確認するボタン。
  • 冷水コック … 冷水が出る蛇口。
  • 温水コック … 温水が出る蛇口。最近はチャイルドロック付きが多い。
  • 水受け皿  … 蛇口からこぼれた水を受ける皿。
  • エコモードランプ … 省エネタイプのサーバーに付いている。

裏面(熱湯スイッチ)

電源を入れたら熱湯スイッチを押します。
しばらく経つと温水が利用出来ます。
温水を使わないからと、長期間スイッチをオフにしておくと雑菌が繁殖しやすくなりますので、注意が必要です。
またボトルが空いても、電源はオンにしておきましょう。

  • ヒューズ … 電気を使うため安全のためヒューズが付いています。
  • 排水キャップ … サーバー内にはタンクがあり、その水を全て抜くときに使用。
  • 電源コード … 初めに電源コードをコンセントに差し込みます。
  • アース … 感電防止のためアースが付いています。

様々な使い道

ウォーターサーバーの水は、飲料としての利用はもちろん、ご飯を炊くときやお料理などにも使えます。
またコーヒーや紅茶・緑茶などを飲む際にもおいしい水を沸かさずに使う事が出来ます。
さらには赤ちゃんのミルク作りに適した温度に設定できるものもあり、赤ちゃんのいるご家庭では大変便利です。

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